成都：

四川省の省都で、西南地区の交通の中心地として鉄道や航空の路線が集中している。蜀錦の産地で遠く漢代から栄え、天府すなわち天然の倉庫とうたわれた。ここは三国時代劉備が拠った要害の地でもある。古い都だけに歴史や文字にゆかりのある名勝がいくつもあります。例えば、杜甫の庵だった杜甫草堂や、諸葛孔明をまつった武候祠。また前蜀の王の墓である王建墓、唐代の女流詩人葭涛ゆかりの地望江楼公園など。同公園には崇麗閣など5つの館があり、80数種類もの竹が植えられており特に夕暮れ時の風流な趣きは格別です。また郊外にも見どころが多く、五百羅漢で有名で、唐の皇帝も身を隠した宝光寺や、道教の聖地「青城山」などがあります。