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台湾

台湾の歴史は中国大陸と深い関係がある。大陸南部の各地から中国人が海を越えて移住するようになったのは、隋朝(西暦581~618年)のころであった。16世紀には大陸からの移民が集団的に定住しはじめ、台湾の名称は明朝の万暦年間(1573~1619年)から使われたという。西洋では、ポルトガルの航海者が海上の島影を見て、「イラー・フォルモサ(うるわしの島)」と呼んだのにちなんで「フォルモサ」が一般的であった。万暦年間、官憲に追われて日本の平戸を根拠地にした福建省龍海県出身の顔思斉は倭冠を引き連れて島の開発を手がけた。それまで島の名は、小琉球、東番、北港、台窩湾、台員などと言われていた。清代の光緒年間1885年10月12日に、台湾は正式にひとつの省として誕生し行政区画にはいった。現在の台湾は、海峡に浮かぶ澎湖群島と大陸沿岸に貼りついたような金門・馬祖列島に国民党による実効支配が及ぶ。サンゴ礁に囲まれた澎湖群島の澎湖は高雄から空路30分の距離にある。群島は64の島々あわせて面積が126平方キロで、台湾海峡の真ん中なので年じゅう強い風が吹く。面積は小さいが、昔は台湾南部から対岸の福建省に渡る船舶が必ず寄港する海上交通の中心だった。

金門島から大陸沿岸までは最短距離でわずか2.3キロで、島では戦力の大半は地下に隠され、約7万と言われる駐屯部隊はどこにいるのかほとんど見かけない。1949年10月25日、国共両軍が激戦を交えた「古寧頭の戦役」から53年余りもたち、今では全くと言ってよいほど戦火の危機は遠のいた。

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