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 日中友好
マカオ

もともと広東省香山県に属し、中国の領土であった。地理的には広東省珠海市の南、珠江河口の西岸に位置し、香港から西へ70キロしか離れていない。中国の地名は、陸地が水に接するところから“澳門"と呼ばれる。総面積16.4平方キロ、半島とタイパ・コロワンの2つの島からなり、半島からタイパ島へは1974年に完成した2.5キロの大橋が架かっている。人口42万人のうち97%は中国人で、マカオに定住したポルトガル人の後蕎は1万人余りである。ポルトガル人がマカオに入ったのは、明代の嘉靖14年(1535年)、船を停泊させて貿易を始めたときからである。以来ポルトガル人は、近海に出没する海賊討伐に力を貸した功積により、1557年明王朝からマカオ居住権を獲得した。そして1840年のアヘン戦争後、ポルトガルは清朝敗戦の機に乗じ絶えずマカオでの勢力を拡張し、1887年にマカオおよび離島地区を管轄下に入れポルトガル領とした(葡清条約)。1999年12月20日、東洋の「モンテカルロ」といわれてきた美しい都市マカオは祖国中国へ返還された。今後経済発展の主体となるのは賭博と香港からの資本進出であろう。

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