針灸

針灸は,生命を維持するエネルギー“气血"の通り道である“経絡"を刺激することによって、身体の機能を正常化し、免疫力を高める。

温灸（中国の灸）

心地良く暖めるお灸で、熱くなく、やけどもしません。15種類もの薬草を、かたく棒状に巻いたもので、その一端に火をつけ、堅い木を、くりぬいた、ぬくもりに、さし込みツボの上にあて、一ケ所を、五分くらい、暖めます。中国では、病院のほか薬局で、取りあつかわれ、特に家庭療法としてさかんに使われています。温灸の煙は、緑膿薗（カノウ菌）や雑菌を殺すといわれます。温灸の効果として、主なものは次の通りです。■血のめぐりが良くなる。■炎症の広がりを防ぐ。■自律神経作用を調節し、ストレスによる体内不調を調節する。

多種類の漢方薬草を棒状にしたもの
木製の器具
ほんのりと赤くなるまで
肌に直接火がつかない
漢方薬の温熱と薬煙を皮膚に作用させる

水分：水ぶとりや肥満体の人によい

膀胱兪、陰陵泉：代謝をよくする

百会：精神的な疲れ

大椎：肩や首すじの疲れ、気分をリラックスする

百会：暑気まけ、集中力、偏頭痛、痔によい、ただし極度な高血圧の人は避ける

太衝：急に血圧が上がり顔が真っ赤になる人によい

命門：ぐっすり眠れる

命門：病気でなくても健康のため

命門：腎臓機能が弱い、ギックリ腰、腰痛

おへその真裏、おへそ、おへそから指４本下を暖める：中年以降の体力、精力、持久力の保持

おへそとその両脇：冷えからの下痢、寝冷え、おねしょ

風門：カゼの治療（5～10分ゆっくり暖める）

大椎：精神安定

肩井、手三里、合谷、大椎：肩こり

命門、肝兪：右肩がこる、肝臓が悪い

へそ、関元、足三里：左肩がこる、胃腸

足三里：胃腸の働きを強め、疲れをとる

次(liao)血海、曲骨、三陰交：女性の健康ｈ

命門、関元、足三里、人迎：リウマチ