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中国の名所
万里の長城 三大石窟 恐竜の町 万里の長城 長城の起源は、はるか戦国時代(紀元前5世紀)にまで遡る。異民族の侵入を防ぐために築かれたのであるが、この頃は砦のようなものにすぎなかった。後に、秦が全土を統一し、30万の軍兵と数百万の農民を徴集して、各諸国で築かれていたものをつなぎあわせ"万里の長城”とした。 全長六千キロに及ぶ大城壁は、「月から見える唯一の建造物」といわれる。八達嶺と慕田峪が観光客に開放されている新しい中国、現代の北京にふれたいならショッピング街の王府井に繰り出そう。南北一キロに及ぶ通りには書店やカメラ店、画廊、毛皮店、漢方薬専門店など数多くの商店が並ぶ。中国特産のみやげ物を売る店も多い。
三大石窟 敦煌、雲崗、竜門。これらすべての石窟に深く関わっているのが北方の遊牧民族・鮮卑族で、彼らは北魏をつくり、平城(山西省大同)に移住し、次いで敦煌で仏教芸術に携わっていた人々を大量に平城に移住させ、雲崗石窟が誕生した。北魏はやがて都を洛陽に移し竜門が生まれた 雲崗石窟 竜門石窟 敦煌石窟(シルクロード参照) 恐竜の町(四川省、自貢市) 1972年、四川省南部の自貢市の大山舗という所から一億六千万年前の恐竜化石が大量に出土し世界の考古学界を驚かせた。道端にころがっていた化石がきっかけとなって、本格的な発掘作業が始まった。掘るそばからおびただしい数の化石が出土し、わずか2800平方メートルの地域から恐竜をはじめ百体の動物化石が見つかった。体長20mの水陸両生の草食竜や、背中に剣骨の並ぶ剣竜(体長4.3m)、二本足で立つ肉食恐竜(同4m)、空を飛ぶ翼竜(同1.4m)など。一つの地域から一億六干年前の恐竜化石がこれだけ大量に出土したのは世界的にもあまり例がない。自責市はこの発掘現場に恐竜博物館を開設した。恐竜が闇歩していた時代、大山舗は周囲の河川の合流点になっていたために、一カ所に大量の恐竜化石が集まったのではないかと思われる。現代の自貢市は、豊富な岩塩を利用した化学工業を中心に、機械、建材、軽工業などが発展、四川省では有数の工業都市になっている。
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