|
|||||||||||
自治区
寧夏回族自治区
寧夏回族自治区 寧夏は歴史的に甘粛省の一部であったが、回族が多く住んでいるため、1958年、甘粛省から独立し、寧夏回族自治区として管轄されるようになった。全体の4分の3の面積は山地や高原、あとの4分の1は平野であり、この平野は寧夏の最もすばらしところである。いわゆる「天下の黄河、一套のみ富む」の「一套」はここを指すのである。自治区区都は銀川で、郊外には水田が広範囲に広がっている。寧夏のエネルギー源は豊かで、天気もわりあいわだやかである。 銀川 内蒙古自治区 中国の北から北西に拡がる面積118万平方キロの地域で、ソ連ならびにモンゴル人民共和国に接する国境は4000キロに及ぶ。東は山地で寒いが降水量が比較的多く農業が発達しており、中国第一の森林地帯である大興安嶺がそびえている。これに対し西は乾燥した高原で砂漠地帯が広がっていて風が強い。気候は一般的に温帯大陸性であり、年平均気温は場所によって-1~+10℃と差があり、各地とも日較差が激しい。降水量は年間140~350mmと少なく7~9月に集中する。10月末には霜が降り、11月からは寒い冬となる。遊牧民が住んでいる場所は、フルンブイル、シリンゴロ、ウランチャプ、オルドスのような大きな草原である。そこで遊牧民たちは羊、牛、馬を追い、草と水を求めて移動をくりかえしている。 フフホト 自治区の東西では日の出に2時問の時差があり、そのほぼ中央に首都のフフホト(蒙古語で青い城を意味する)が位置する。歴史的には明の万暦3年(1575年)に造られた旧城帰化城と、その東に清の雍正13年から乾隆4年にかけて造られた新城綏遠城とがあった。この二つの町は民国時代に総称して帰綏とよばれ、一方日本軍は厚和と称していた。解放後、旧城の蒙古語であるフフホト(青い域)に復したのである。市内には名所が多く、清の康煕年間に建てられたモスクである清真大寺、アルタン汗が建立した市内第一の仏教寺院である大召、方形の塔の上に五個の小さい塔が乗っている形をした五塔寺(塔の背後にある照壁の石刻画は注目すべき)、漢の元帝の時代、匈奴の呼韓邪単于にこわれて後宮から匈奴に嫁いだ悲劇の女性である王昭君の墓などがある。
広西壮族自治区 桂林 太古の昔、このあたり一帯は、海の底に沈んでいた石灰岩の山々だったが、今は地上に姿を現して、この世のものと思えないほど神秘的な奇峰、奇巌の群れを生みだした。楊提から陽朔までの40?をゆったりと3時間ほどかけて降りる、漓江下り。空を突く多くの山々の影を、ただひたすら無言に映す漓江は、唐の詩人、韓愈が「青羅帯」と表現したほど、深い緑色のゆったりした川です。龍、獅子、老人、ラクダ、宝石………など、夢が永遠に続くかのように、天の神々が彫刻された不可思議な景観が続きます。この舟の行く先は、永遠という名の幻の地ではないだろうか、と信じたくなるような気持ちが起こります。 漓江下り 独秀峰 畳彩山 蘆笛岩 七星岩 象鼻山
チベット自治区 中国総面積の1/8、120万平方キロで日本の3倍に相当するが、人口は190万ほどである。国土の70%は草原地帯であり、主要な産業は牧畜である。
|
|||||||||||
|
|||||||||||