ンゴロンゴロ・クレータは海抜2,286メートルに位置し、最大の手付かずのカルデラで260平方キロあります。ンゴロンゴロ・クレータには、シマウマ、象、バッファロー、エランド、イボイノシシ、サイなどの2500種以上の大きな哺乳動物が棲んでいます。しばしば、マサイ族の人々がクレータの下の方で家畜を遊牧しているのが見られます。このような膨大な数の動物は、ライオン、ハイエナ、チーター、ヒョウなどの捕食動物を引き付けます。また100種以上の鳥も生息し、ソーダ湖をピンクのカーペットのように飛ぶ無数のフラミンゴの群れには圧倒されます。

クレータは ８０００平方キロ以上に及ぶンゴロンゴロ保護地区の間にあり、南西部のエヤシ湖と北部のゴル山と境界を接しています。ンゴロンゴロ・クレータは世界のすばらしい自然の驚異の１つとして言われています。